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2003年11月24日

いけてる企業の4つのタイプ 2003年11月24日

バフェットの銘柄選択術シリーズ

さて、久々にバフェット様の教えを考えてみましょう。
スデに
「消費者独占型企業」(いけてる企業)の事は勉強しましたが、
消費者独占型企業は4つのタイプがあるとバフェット様はおっしゃっています。


1 長期使用や保存が難しく、強いブランド力を持ち販売業者が扱わざるをえないような
  製品を作る事業。

2 他の企業が事業を続けていくために、継続的に使用せざるをえないコミュニケーション
  関連事業。

3 企業や個人が日常的に使用し続けざるをえないサービスを提供する事業。

4 宝石・装飾品・家具などの分野で事実上地域独占力を持っている小売業。


これらの4つを考えたいと思います。今日はまず1からです。


長期使用や保存が難しく、強いブランド力を持ち販売業者が
扱わざるをえないような製品を作る事業



まず、長期保存が難しいとは何でしょうか?  まぁ、食料品なんかがそうですね。
後はクスリとか使い捨ての日用品の類ですかね。

でも、食料品の場合には強力なブランド力を考えると

話は複雑になります。

例えば米・・・・




俺様は魚沼産のコシヒカリしか食わねぇ!! 


と見栄を張っているクセに、
実は違う米を食べているのに
気が付かなかった、なんて経験はありませんか?

脱線開始

また、必死に口説いている可愛い彼女と寿司屋に行って
俺様はグルメ
なんだというところを見せようとして・・・・





イャー大将!! 今日のマグロはいいよ!! 
さすがは
本マグロだねぇ・・・


と知ったかぶりをして、さらに彼女に・・・


どうだ?
うめぇだろ? 今まで食ったことネェーだろ!! 
これが最高級の
本マグロ!!
俺の女になれば毎日こんなのが食えるぞ!! 


スゴーイ!!
社長はグルメなのねぇ
・・

と言われて、鼻の下を伸ばしデレデレていたら・・・・



スンマセン、若旦那!!
 今日は冷凍モノしかなくて・・・
それは
本マグロではないのです。



と寿司屋の大将に申しわけなさそうに説明されて、
彼女の前で恥をかいた経験はありませんか?

 (そのような経験、グルメの私は絶対にありません。)

脱線終了

食品といっても食材はブランドが難しいのです。しかし、ジュースなら分り易いですよね? 
例えばコカ・コーラ これは強力なブランド力がありますね?どこのセブンイレブンでも売ってるし、
どこのレストランでも売ってるしね。

例えばレストランでコーヒーを頼む時に

コロンビア産のコーヒーじゃないと俺は飲まない

というヤツはあんまりいないけど、

コーラなら コカ・コーラを頼むと思うのです。 
ペプシが出てきてもジョルト・コーラが出てきても駄目です。

ですから、販売業者が扱わざるをえない商品とは、、


店に置いておかないと客から、、、




オイ
!!こーら!! この店はコカ・コーラをおいてないのか? 
じゃあ二度と来ねぇぞ!! 


とクレームがきてしまう程の商品という事です。

商品の耐久性が乏しく、ブランド力があり、どの販売業者も扱わなくてはならない商品をつくる
メーカーは消費者独占型企業と言えますね。 

では、近所の
セブンイレブンに行ってみましょう、ローソンでもかまいません、

絶対に扱わないといけない商品は? 

ジュースは
「コカ・コーラ」、おやつは「カール」
、歯磨き粉なら
「ライオンのエチケット」 髭剃りムースなら「シック」  

ねぇ、簡単でしょ?

では、クスリ屋さんに行ってみましょう、、
マツキヨでもドンキーでもかまいません、

絶対に扱わないといけない商品は?  

頭痛薬は
「バファリン」  腹痛下痢には「正露丸」 

またまた、スグに分ったでしょう?   


さて、話をレストランに変えます、、ハンバーグ定食を頼んだとします・・・
その時にアナタは ライスは
魚沼産のコシヒカリじゃないと駄目とか、
ハンバーグに使うブタ肉を・・・

ブタ肉は宮崎県の山田さんが育てた黒ブタ
じゃないと駄目とか
イチャモンをつけますか?  まぁ、そんな事は気にしませんよね? 
しかし、強力なブランド力のある商品を注文する場合は違います。

レストランの経営者からしてみたらコカ・コーラなんて



茶色い砂糖水を売ってるだけやないかい!!



「ボロ儲け」と思うでしょう。でも、販売業者は客のニーズを考えると扱わざるをえない。

だけどレストランで使う
食材はこれでないと駄目というモノはそんなにない。
レストランの経営者は安い仕入れ先を探して、
安い食材を使って料理を出す。
だから、ブランド力のない商品をレストランに納入する企業はブランド力のある消費者独占型
企業のような高い収益を上げられないのです。

これが高級食材を専門に扱う業者だったとしても、高級レストランと普通のレストランの
数の違いを考えたらやはりボロ儲けはできませんよね。


強力なブランド力のある商品を消費者が欲しがり、流通業者はその商品を販売し利益を上げる
ためには、どうしても、唯一そのブランドを作るメーカーから仕入れなくてはならない。
こうすることによって流通業者は消費者独占型企業の事実上の集金係りとなりメーカーの高い
収益性を保証することにもなる。

そして、それらの商品はその場で消費されるか、保存のきかない
消耗品
がほとんどであるためにメーカーにとっても流通業者にとっても、
その商品を求める客には困らないのである。


バフェット様はこのように、流通業者が商売のためにはどうしても扱わないといけないブランド力
のある商品を作るメーカーを
「有料ブリッジ型企業」と呼んでいる。 

川に掛かる「有料橋」は川を渡るためにはどうしても通らなくてはならない。
もし橋を渡らないのであれば、泳いで渡るか、回り道をするしかないからだ。 

これを強力なブラント力を持つコカ・コーラに例えてみたら 


確かに茶色の砂糖水だから・・・
文句があるなら仕入れなくてもかまわないよ。だけど・・・
客が減ってもしらないよ。

 

という事になる。どうです? 私のいい加減な説明で分ったかな??

次回のテーマは

他の企業が事業を続けていくために、継続的に使用せざるをえないコミュニケーション関連事業。

についてです。

今日の一言
    
クレヨンで描けないアイディアに投資をするな!!


                                                          ピーター・リンチ


10歳の子供にも分るように説明できなくては、理解しているとは言えないという事ですな。   

 

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