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2003年11月12日

NASAの開発した商品?? 2003年11月12日


バフェットの銘柄選択術シリーズ

基準5 現状を維持するために、内部留保の大きな割合を再投資する
     必要があるか?


今日はこれを考えてみます。さて、本を引用しようと思ったのですが長くなりそうなので、
今回の説明では止めました。(興味のある方は56ページから読んでね)

 バフェットの銘柄選択術を持っていない方は、お願いですからここで買って下さい。

さて企業の現状維持
とはなんでしょうか?  それは今の儲けを維持する事です。  

例えば、今期 100万円の純利益を上げた
「粉飾産業株式会社」
という印刷会社があっ
たとします。経営者である
「粉飾 太郎」
社長は来年も100万円以上の利益を上げたいと思
うし、最低限でも今年の利益程度は維持したいと考えます。
株主に配当をして残ったゼニが70万円。これで、70万の利益余剰金が生まれるハズでした。 
しかし、今の印刷機械から最新の印刷機械に取替えないといけない事態になりました。
何故なら、ライバル会社である
「ピンクチラシ印刷株式会社」
が最新の印刷機械を導
入して大量に安く仕事を引き受けだしたからです。 
今までの顧客も「ピンクチラシ印刷株式会社」と取引をするようになってしまいました。
(シェアを奪われるとはコレ)

「粉飾 太郎」社長は悩みました。

「うーん、マズイ、、、このままではジリ貧になってしまう、、、」 

そこで
「粉飾産業株式会社」の社長は最新の印刷機械を導入する事を決心するのです。
しかし、導入する機械はとても高いです、、でもライバルに対抗する為には仕方ないという事で
内部留保の70万のうち60万を使い最新機械を購入するのです。

そして、
最後に残った10万円は繰越利益
としてプールされます。(利益余剰金) 
さて、また一年が過ぎ 決算となりました、どうにか去年の純利益は確保できたようです。
今年も100万円の利益を上げました、株主に配当をして70万残り、それに繰越金を足すと80万
になります。

しかし!!  またトラブル発生!!
 

ライバルの「ピンクチラシ印刷株式会社」がまたもや最新技術を取り入れた機械を導入して、
前よりもさらに安く仕事を引き受け出したのです。
しかも今回の最新機械は、
あの「NASA」が開発
し最新技術が取り入れられた素晴らし
い性能の機械です。(NASAは印刷機械を作ってません、あくまでも例え話です)

注、よく雑誌の裏の広告で「NASAが開発した画期的な商品 !!」
などと
宣伝している、
インチキ商品がありますよね? そのインチキ商品を売っている連中の言う


「NASA」
とは「スペースシャトや宇宙事業のNASA」ではありません。






あれの正確な略は











 
N(何でも)A(あり)S(詐欺商品)A(アホだね)
 

が正確な略です、くれぐれも騙されないように。



 

さて貴重な詐欺師対策のレクチャーが済んだところで、話を戻します。
NASAが開発したというだけあって、メチャクチャに高価
です。
内部留保の80万全てを使っても購入できません。そこで社長の「粉飾太郎」は仕方なく銀行か
ら借金をして
機械購入費の不足分
を補う事にしました。

こうして「粉飾産業株式会社」の利益余剰金はゼロになり、
負債も増えていくのであった!!
   めでたし、めでたし おしまい。

ガンバレ! 自転車操業! 無敵の借金漬け企業!!


この例え話では、「粉飾産業株式会社」は 現状を維持するだけで精一杯ですよね?  
これでは
シェア(「縄張り」と憶えましょう)を拡大する事は不可能ですよね? 
だからバフェット様はこのような企業を嫌うのです。
逆に利益をそのまま「余剰金」にする事のできる企業は、

現状を維持するだけの設備投資
にそんなにゼニがかからないという事ですね。 

これなら 毎年、毎年、余剰金が増えて
笑いが止まらん!!
という状態になります。こうした企業は豊富な資金を使い他の企業を買収したり、自社株買戻
しをしたり、配当を増やす事が出来ます。
こういう企業に投資しなさいとバフェット様はおっしゃっているのです。
 

それを知るには、どないしたらエエんじゃい!

と言う疑問がでてきますよね? これは説明すると話が長くなりますので後日、詳しく説明します。
 これは読者に必要以上の期待を持たせて引っ張るための、管理人の陰謀ではありません。


ここは重要ですから三回は熟読しましょう


バフェット様の師匠であるグレアム様のお言葉によれば、多くの場合「内部留保利益」は
株主価値の増加
には結びつかないと警告をしております。
しかし、バフェット様は長年の研究によって
消費者独占型企業だけは例外という事を
発見したのです。ただし、圧倒的多数の企業は「内部留保」を使って、設備の修理、メンテナン
スなど現状を維持する為の投資を行わなければなりません。
(ようするにボンクラ企業が多すぎるのですな)

よって、
完全に「消費者独占型企業」を選別できる!! という確信のない方は
グレアム様の意見を聞いた方が無難です。

結論 グレアム様の意見は正しい。 しかし、バフェット様は一部で例外を発見した。
でも、その例外とは
極一部と言って構わないし、ボンクラには選別が困難
よって二人の意見は両方正しいと解釈しても構わない。

 

今日の一言  バークシャーの株主総会で、ある株主が「バフェット氏がトラックに轢かれ
たら、この会社の株は暴落するのでは?、そんな事になったら私は大変困る」と発言。

それに対するバフェット様の答えは、、、



私も困ります。ですからトラックの運転手に
「バフェットを轢かないように」と頼んで下さい。

投資のセンスだけでなく、ジョークのセンスも天才的ですね。

 

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