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2003年12月12日

安値で買え!!2 2003年12月12日

バフェットの銘柄選択術シリーズ


前回の日記は「人気株」になる前の素晴らしい企業の株を安く買いましょう!! 

という内容の話でした。

株価が安い時に買う!!こう言うと、下記のように誤解する方が多いのですが、、、


うーん、ボンクラ商事の株は半年前は800円だった、、、
今は1200円だねぇ、、、

今はチョット高いから、また800円になるまで待つか、、、


 
これは、大きな勘違いです!! 安く買うとは株価を見る事ではありません!! 

企業の生み出す利益に対して割安である事が大切なのです。

では、割安とは何か? 例えば、
内田総業という年間100万円の利益を稼ぎ出している

会社があったとします。 発行済み株式数は
5株だとします。
そうすると、
1株当たりの利益は20万円になります。 
そして、現在の株価が
100万円だとすると、株主は出資した元本を回収するのには5年か
かる計算になります。これはあくまでも、理論上の話です!! 
実際に現金で回収するわけではありません、しかし会社の利益は株主のモノなのでこのよう
に考えます。
そして、一方で内田総業と同業種ながら極悪でインチキ企業の 
デタラメ商事という会社
がありました、年間の利益は
50万円で、発行済み株式数は内田総業と同じ5株とします。

そうすると、
一株当たりの利益は10万円になります。
そして、現在の株価が
100万円とすると、
株主は出資した元本を回収するのに10年かかる計算になります。 

このように考えると

株価が同じでも内田総業の株が割安でデタラメ商事の株が割高で
あると言えます。


そして、デタラメ商事の株価の方が市場に高く評価されている事になります。
実力は内田総業の方が上なのにもかかわらずです!!

何故こんな理不尽な事が起きるのか? 

一つの簡単でいい加減な例を上げると下記のような事が発表されたり、市場参加者に広く
認知されると、このような現象がよくおこります。

・最先端の技術を取り入れた新製品を来年発売予定!! という噂が広まったり、発表される。  
しかし、その商品が馬鹿売れして利益に直結する保証などどこにもない、、、
そして何より、噂の段階でスデに値上がりしているケースが多い。

・その企業が経済誌などに頻繁に登場して新特許を取得!!  他企業と技術提携を発表!! 
 などと騒がれる。

しかし、素人がその特許や専門技術を理解出来なければ意味がない。何故なら専門家が
専門用語を羅列して嘘をついた場合に、それが本当なのか?を素人が判断できないから。
 その上、特許が技術があってもゼニ儲けに直結するとは限らない。

しかし、多くの市場参加者は、このような事をニュースで聞いたり、雑誌などで読んだりすると
デタラメ商事は毎年順調に利益が成長する有望な企業だろうと考える。
そして多くの人が楽観的な期待と思惑を根拠に株を買ってしまうのである。

そして多くの人が欲しがる為にデタラメ商事の株価はドンドン高くなってしまい、

内田総業は株価が低迷したままというのはよくある話です。

しかし!!大切な事は、人気や株価ではなく。
今!! その会社で何が起きているのか!! 
これを冷静に正確に把握しなくてはいけません!! 

これから、投資をする企業をよく知らなくては、とんでもない株を買ってしまう場合があります。

投資雑誌に華々しく、新製品を開発!!  経営者はやり手社長などと、

もてはやされている企業が実はボンクラ企業であるケースは結構あります。

つまり、そんなモノを信用してはいけません!! 

では何を信用したら良いか? それは、数字です!! 
優秀な企業であれば結果として利益が帳簿上に数字として残ります。
粉飾決算をされていたらそれまでですがね(笑) しかし、事前に素人なりにも徹底した調査を
していれば、粉飾決算をするような会社はどこかおかしいと気が付くハズです。

 まぁ、具体的な判別方法は後日の日記でアップします。 

バフェット様の場合には、アメリカの上場企業約1000社のデータがアタマの中に入っていて、
常に今の企業の状況について自分の見解を述べることが出来るといいます、、

スゲェ、、と思うでしょう? でも、そんなのは凄い事ではありません、、、

例えば仕事もしないで江戸川競艇でたむろしている、ギャンブル狂の馬鹿オヤジの中にだっ
て出場する選手のデータをすべて暗記しているヤツがいます。

何でも自分が好きな事を夢中に調べればその位は覚えてしまうと言う事ですな、、、

でも、仕事をしていて忙しい人の場合には、仕事をほっぽりだして企業分析をする事は出来
ませんよね? では時間の無い素人が効率よく企業を調べるのには、どうすれば良いのかと
いうとインターネットを活用するのが最良の方法です。 
検索エンジンで企業名を入れて検索すればイロイロな情報が手に入るハズです。 


ヤフー掲示板の


これから、まだまだ上がるかなぁ?  シグナルは売りと出ている? 
今は800円だけど来年は1000円台間違いなし!!


などという噂話から、有益な情報、その日に値下がりした銘柄、現在の人気業種、企業の
有価証券報告書までもがマウスを数回のクリックをすれば、ほとんど無料で手に入ります。 
そして、目を付けた企業を四季報CDROMで企業を調べれば過去の利益が分ります、
そこから企業のホームページにジャンプする事もできます。
あとは、その企業が順調に成長してきたのか? 
消費者独占型企業なのか? ボンクラ企業なのか?  これを見極めればいいのです。

ただ、実際に調べ出すと圧倒的多数の企業がボンクラ過ぎてアナタはウンザリするハズです。
私も正直に言って何度もウンザリしました(笑) そして、やっと見つけた素晴らしい企業でも、
株価がアホらしいほど高い値段がついていたりします。 
または、利益は素晴らしいのだけど、経営者が株主の事を考えてないとか、
基本的な指数を検討した場合には PERとPBRは合格だけど、ROEは低くいとか、PSRは合格
だけど負債比率が高いなどという状況です。

完璧に理想とする条件に見合う企業などマズ無い!!と言ってもいいですね。  

もし、私の理想とする投資基準を完全に満たしている企業があるなら、
明日にでも全財産を投入してもいいですね。
でも実際には退屈だけど割安な企業を妥協して買っている状況です。 

そうですね、、、銘柄を選んでいる時の私を例えるなら、、、夢見るOLが、、




結婚するなら絶対に!! 家柄が良くてハンサム
年収が最低
2000万はある人がいいのア・タ・シ!! 


というようなことを普段から言っていながら現実には、妥協に妥協を重ねて


年収400万の下品でブサイクな男と結婚するようなものですな、、、

ですから、ベスト・オブ・ベストではないけれど、
総合的に見てまぁまぁ妥協できる企業を選ぶしかないのです。

でも、妥協して選んだ企業であっても企業の本源価値に対して割安であれば買うという事が
大切です。 ではその本源価値の算出方法をどうすればよいのか?  
これはアナタが投下した資本を何年で回収したいのか?  

アナタが要求する収益率によって変わってきます。

例えば、株価100万円の株を買い投資元本を10年で回収したいのであれば、
一株あたり10万円の利益を上げる会社に投資しなくてはいけません。
ただし、これは理論上の話です、実際に現金での回収は株を売却するか、配当をもらうしか
ありません。収益率で考えた場合、私の例で考えると要求する収益率は年15%なので5年で
株主価値が倍になる株を
選ぶ事になります。 これは、一歩間違えると
「皮算用」になってしまいますが、元々、
素晴らしい素質のある企業は必ず株主価値が上がり、それが、いずれ株価に反映されて
売却益をもたらす事になります。

中学時代に美人だったのに、誰にも相手にされなかった。
だけど、高校に行ったら美人である事に皆が気が付いて人気者になった
「いじめられっ子のよっちゃん」と一緒です。 

ですから、
株価が安いとか高いではなく本源価値に対して今の株価が高いか安いか?

を考えると憶えて下さい。

そして、未来の事は完璧に予想する事は不可能ですが、おおよそ正しい判断で素晴らしい
企業に投資すればたいていは成功するのです。

結論です

バフェット様が限りなく安い株価で買う!!と言っているのは、将来に高い確率で企業が生み出
すであろう、ゼニの量に対して割安か割高かを考えることを言っている。
それは売買をする時のタイミングやテクニカルズのトレンドの事ではない。
そして、今、企業に何が起きているのか? これを正確に把握しなくては、割安かどうかを
調べる事は出来ないと言っている。それを素人が調べる最良の方法はインターネットを活用
して情報を出来る限り集めるのが良いと言っている。


今日の一言 (映画、銀河英雄伝説より)
 

私はベストを選べない時は、よりベストに近い
ベターを選びたいと思っている。

                                       ヤン・ウェンリー    
 

 ことわっておきますが、私はアニメオタクではありません!! ただ銀河英雄伝説だけは全巻を30回ほど見たことがあるだけです。 

 

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