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2004年1月12日

EPS成長率から皮算用!! 2004年1月12日

バフェットの銘柄選択術シリーズ

EPSの成長率から期待収益率(皮算用)を計算する。

今日の日記はつまらないです!! 数式の意味が分らない人、すっ飛ばしてかまいません!!
書いてる私自身も、EPSから計算した皮算用に重要な意味があるとは思ってないので・・・

だったら、日記に書かなきゃええやん!!

なんて、言わないでください・・・「バフェットの銘柄選択術」に出てくるんだから仕方がない・・・
考え方を知っておいた方がいいよ・・ってな感じで憶えて下さい。 必要ないけどね。

さて、
期待収益率と言うとカッコよく聞こえますが・・・期待収益率とは

未来の事は知らん!!取らぬ狸の皮算用だ!! 

とこの前の日記で勉強しました。あの時はBPS(一株当たり純資産)から計算する方法でした
が今回はEPS(一株当たり利益)の成長率から計算する方法を考えてみます。

御注意!! あくまでも皮算用!! こうだったらラッキー!!と考えてね!!

では、架空会社を例にとり説明します。 ろくでなし商事という会社がありました。
1990年から2000年までEPSが物凄く順調に成長を続けてきた会社です。

1990年のEPSは8円で2000年のEPSは53円とすると。
ろくでなし商事は 10年前8円だったEPSを53円にまで成長させたことになりますね。
では、ここから成長率を計算するには下のようになります。

(現在のEPS/10年前のEPS)^(1/10)-1=10年間のEPS成長率

具体的な数値を当てはめてみると

(53/8)^(1/10)-1=0.208 
となりEPSは毎年約20%ずつ成長してきたと分る。

ではこのまま、さらに10年間EPSの成長が20%ずつ続いたと仮定します。
そうすると、10年後のEPSを調べるには下のようになる。

現在のEPS*(1+今までの成長率)^10=10年後のEPS

具体的な数値を当てはめると・・・

53*(1+0.2)^10=328 となり10年後のEPSは328円であると予想される。

御注意!! あくまでも仮定!! あくまでも皮算用!!

では、予想EPS(皮算用EPS)をもとに10年後の予想株価を計算してみる・・・

EPS*PER=株価 なので、 328円にPER(株価収益率)をかけてみる。

ろくでなし商事の過去10年間の最低PERは9倍で最高PERは25倍だとする・・・

ガチガチに保守的に考えるのであれば過去最低PERを使うので 328*9=2952となり
10年後の予想株価は 2952円になると予想ができる・・・・

では、楽観的に考えて過去最高PERを使うと 328*25=8500となり

10年後の予想株価は8500円になると予想が出来る・・・・

現在の株価が500円とすると収益率は下のようになる。

保守的な数値 (2952/500)^(1/10)-1=0.194 で年収益率は19.4%
楽観的な数値 (8500/500)^(1/10)-1=0.327 で年収益率は32.7% 

となる・・・

あくまでも仮定!! あくまでも皮算用!!


EPSの成長率から期待収益率を計算というのはアテにならない!! あまりにも楽観的過ぎる!!

BPSの場合には事業が黒字であれば、毎年利益が積上がってBPSは増えていく。
しかし、EPSが成長するには利益が毎年増えていかなくてはならない・・・・

過去10年間成長し続けた企業が、また10年間成長を続けるのと予測するのは楽観的過ぎ
る。 成長を続けるだけのシェアを確保できるのだろうか?? それだけの市場があるのだろう
か??と私は考える。 
どれだけ、シェアを拡大できるかとか、市場の規模はどれくらいあるか?なんて私には分らん
!! 経済統計を見たって、企業の予測を見たってアテにならん!! 


この業界は一兆円産業に発展するハズ!!
潜在的なニーズは無尽蔵!!


と楽観的な予想をしている専門家がいるが、それが事実だとしても投資している企業が勝者
となる保証はどこにもない。 それに、実際にそうなってから投資をしても遅くないのである。

よって、ガチガチの保守志向の私はEPSから算出する期待収益率は使わない事にしている。

勿論、市場の拡大余地を調べたり、EPS成長率を計算をすることはしているが・・・・
こうだったらラッキー!! くらいにしか考えない。


だったら、日記に書かなきゃええやん!!

と思った方!! 期待収益率(皮算用)は消費者独占型のいけてる企業に投資した場合には

何故か当たらずも遠からずになるんだよ!!
理論的に説明しろ!! って言われても無理!! 

私はハッキリ言って、期待収益率の予想なんて意味がないと思っていますが・・・
いけてる企業の場合には何故かその通りになるんだから仕方がない。

しかも長期投資の場合には、何故か嬉しい誤算が生まれるから不思議だ!!
これは、長期投資家なら誰もが言うことなのだ!! 

結論です。 

・EPSの成長率からの期待収益率の計算は楽観的過ぎるから私は使わない!!
・正確に事業の拡大余地や市場規模を知ることができれば有効だとおもう。
・個人的には、こんな面倒なことは憶えないでも良いと思う。
・あらかじめ楽観的過ぎる数値を知っておけば、売却時の判断材料になる。
・期待収益率はあくまでも投資判断の一つとして補完的に考える。


今日の一言

厳密でなくても、おおよその正しい判断で投資
した場合には、その投資は成功するものです。


                                                       誰が言ったか忘れた!!

 

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