お奨め書籍!!
俺様が読んで良書だと思う書籍のみをアップしてある。おまいらコレを読め!!
これを読んでも、意味がわからないなら株をやるな!! 朝から晩まで働いてろ!!
トレーダー向けの本                 メンタル強化に必要な本 
情報商材レビュー!!
おまいら!! クソの役にも立たない情報商材に、いつまでドブ金を使うんだ?
おまいらが、トレードの役立たない情報商材でドブ金を使う前に俺様が身銭を切って内容を確かめてやる!!
俺様に吟味してアップして欲しい商材があるというヤツはメールをくれ!! 俺が身銭を切って調べてやるから!!

ランク5 本物!!超お奨め黙って買え!!   ランク4 とても参考になる   ランク3 参考になり、少なくても元は取れる
ランク2 買う事に疑問を感じる   ランク1 買う必要なし!クソ商材

2004年4月18日

都合の悪いことは隠すのだ!! 2004年 4月 18日
 

 ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

連結決算でグループの正体を暴く

四季報を見ていると「連結」とか「単独」というモノが出てきますが・・・

ありゃなんだ? と思う方がいるといけないので一応いい加減に説明します。

まず説明の前にチョッと話はズレますが・・・

人間というものは、「都合の悪いことは隠す」「すっとぼける」という習性をもっております。
これは、上場企業の社長さん・悪徳政治家・そこいらの悪ガキも一緒です。

かく言う私も、都合の悪いことは・・・・
笑ってごまかす!! 開き直る!  逆ギレする!!

という、ならず者特有のクセがあります。
 
しかし、企業は投資家に対して都合の悪いことを、開き直ったり逆ギレをするワケにはいきま
せん。 ですから こればっかりは、上手に隠すしかないのです。

例えば、商品が売れなくて在庫の山を抱えてしまい、このままでは利益が上がらず赤字にな
ってしまうという困った事態になったとします。 そうなると株価は低迷してしまうし、信用も落
ちてしまいます。

オイ!! アソコはやばいぜ!! 気をつけろ!!

なんて噂が立った場合には、企業は致命的なダメージを受けてしまいます。
こうなると何とか利益が上がっているように見せかけたいと思うのは
人情というものです。
そこで、「子会社に在庫を引き取らせて売上に計上してしまえばいいのだ!!」となります。
これなら「帳簿上の利益」となりますから、利益が上がっているいるように見せかける事がで
きます。 これを
損失隠し!!といいます。 似たようなモノでは不良債権飛ばし!!
有名ですね。 これも、方法は損失隠しと一緒で子会社に不良債権を
健全な債権として
売り飛ばし帳尻を合わせるといった方法を使います。 (これは粉飾の手口です。)
こんなことをして、帳簿を取り繕っても問題は解決しませんが・・・・

日本の伝統的問題解決の必殺ワザである

問題の先送り!! 臭いものにはフタ!!

といった事を考える方が多いのでこのような事になります。
では「粉飾」に話をもどします。

通常、「損失隠し」や「不良債権飛ばし」というヤツは子会や関連会社を利用して行われます
が上場している大企業ともなるとやり方が巧妙で
とっても豪快です!!

例えば

ケイマン諸島にダミー会社を作って不良債権を丸ごとすっ飛ばす!!

米国のインチキ投資会社に不良債権を簿価で引き取ってもらい、
その簿価と同等額の金融商品を購入したことにして損失を隠す!!


どうです? 豪快すぎて気持ちがいいでしょ?
とにかく、単独決算だけだと企業はイロイロと都合の悪いことを隠せるのです。

脱線開始!!


不公平でしょ? インチキと嘘はムカつくでしょ?

しかし、何度も口を酸っぱくして言いますが・・・

日本はバレなければ何をしてもいい国なんです!!

ですから・・・

人を見たら嘘つきと思いましょう!! 詐欺師と思いましょう!!

自分以外は何も信用してはいけません!!

と、こんな事を書いていたら・・・後ろから山猫1号が日記を覗き込み・・・

アンタって・・・本当に心が歪んでるね・・・とため息をついています。

脱線終了!!


さて、私が心の歪んだ人間ではない!! ということは読者の皆様が一番よく知ってくれている
ので、山猫に対しあえて弁解はしません!! よって先にすすみます。 

決算書を信じて利益が上がっていると思って投資した企業なのに・・・


ある日突然!! 簿外債務が出現!! 株価急落!!
 なんてことになります。

これでは、投資家が疑心暗鬼になってしまい、まともな市場が育つワケがありません。
不透明さを嫌う外国人投資家からも圧力がかかります・・

うむむむ・・・このままではマズイぞ!!
そこで、上場企業には子会社、関連会社の決算を一緒に公表する
連結決算が義務化さ
れました。
 
これは、青い目をした外人のいちゃもんに弱いという習性をもつ金融当局が
外圧により導入した制度と言えます。

さて!! これならインチキは出来なくなる!! と思うでしょ?
ご安心ください!! この制度にも、ちゃんと
抜け道があります!!

連結決算の対象となるグループ企業とは

1 主力企業が議決権の過半数をもつ子会社。
2 主力企業が子会社の議決権を40%以上もち、その子会社がさらに下の子会社の議決権
  20%を持つ会社、つまりグループ全体を通じて過半数以上の議決権を持つ場合。
3 主力会社がある会社の議決権20%以上50%未満を持つ場合、その会社は関連会社として
  連結決算の対象する。

となっています

ということは・・・議決権を19%以下に抑えてしまえば連結対象とはなりませんよね・・・
もしくは、複数の名義人を立てて過半数の株を抑えていれば大丈夫ですよね?
ただこの場合、名義人が裏切ると・・・怖いですね・・・
まぁ、よく調べてみると以前よりは、やりにくくなったという程度のものでしかありません。
しかし、不思議なことに粉飾決算をしている会社は何故か噂が流れます。
大抵は会社関係者が漏らしているのです。 

人間とは秘密を知ると黙っていられない!! 

という、周りの人にとっては大変にありがたい習性があるからです。

お前だから言うけど・・ここだけの話だけどさ・・・

というふうに噂は広がっていきます。 「王様の耳はロバの耳」というヤツでんな。

さて、粉飾とは逆に、儲け過ぎて税金を余分に払いたくない場合には、無駄な経費を使った
り子会社や関連会社を利用して
利益隠しをします。(逆粉飾) 

儲け過ぎると税金が高くなり馬鹿くさいし・・・それより何より

楽して取りやすい所から徴税する!!

をモットーにしている税務当局に目をつけられると後々面倒なので、

税金を多くとられるし、正直に申告すると「税金の取りやすい会社」
として税務当局に目をつけられので誤魔化しちゃえ!!
 となります。

これは大なり小なりどこの企業でもやっている事です。
税務当局の皆様は限られた人員で厳しい
徴税ノルマに日々追われています!!
税収確保の為に何とかして重箱の隅をツっつき「申告漏れ」を発見して税金を取り立てないと
いけません。しかし、儲かってない企業に
いちゃもんをつけて徴税するよりは、儲かって
いる企業に
いちゃもんをつけて徴税した方が効率が良いし税金も多く取れるのです。

第一、楽でいいや!! きゃははは!! となります。


一方、企業からしてみたら、正直に申告して多く税金をはらったら、儲かっている会社として
税務当局に目をつけられて「重箱の隅」をつっつかれるのであれば馬鹿らしくて、税金を納
める気がおきなくなるのは人情というモノです。
このように、日本の歪んだ税法のせいで企業は利益を少なくみせることを一生懸命にやりだ
すのです。

これを解決する方法は 国民背番号制 を導入して全ての法人・国民の所得を100%管理で
きるシステムを構築することです。これなら、今まで税金を払っていなかったヤツからも税金
を取れますし徴税効率が上がり、税務当局の仕事も楽になるハズです。
税務当局の皆様も国民から「税金泥棒」「ノゾキ魔」と言われないですみます。

楽して取れるところから徴税していた国家は必ず滅びます!!

これは歴史が証明しています。 これは、自民党の議員先生たちも理解しているのですが・・・
「国民背番号制」なんて事を言い出したら、次の選挙には絶対に勝てません!!
マズ、共産主義者・左翼の連中が 
国家による国民の管理だ!! などと騒ぐし、
所得を100%捕捉されたら困る金持ちが沢山いるからです!!

かく言う俺様だって困る!!


結論です。

・ 赤字決算をしている会社は税務署は目をつけません!!
  儲かっている会社にいちゃもんをつけた方が仕事が楽だからです!!

・ 100%所得を捕捉されているのは、サラリーマンだけ!! 法人・自営業者のほとんどは節税
  と称して脱税をしている!! 我が皇国はサラリーマン以外のものには脱税天国である!!

・ 不公平な税制だと国家は滅びるので国民背番号制を導入して国民の所得・財産を国家が
  捕捉できるようなシステムを構築するべきだ!! 

でもそうなったら・・・

私は困るのでカリブ海に島を買って犬と山猫達をつれて移住する!!


さて、ちょっと脱線しましたが、このような事情から上場企業の場合には「粉飾」よりも
「逆粉飾」の方が多いのです。企業の利益は株主のモノですから利益を少なく見せるのは株
主に対して損害を与える裏切り行為です。 しかし、株主のことを考える経営者が少ないのと
歪んだ税法の為に日本ではこのような事がまかりとおっているのです。
(これは後日詳しく日記にします)




結論です
今日はイキナリ脱線から始まりましたが・・・
ようするに私の言いたいことは決算書とは単独だったけど 沢山の企業が悪さをする為に
不透明さを嫌う外国人投資家からいちゃもんをつけられて関連企業のある主力会社は
2000年より連結決算が義務づけられたということです。 

そして企業の活動も複雑で多様化してきた為に、企業が本当に儲かっているのかどうか?
を知る為には単独決算だけでなく連結決算を見なくてはわからない。


今日の一言
 (映画ウォール街より)

恋なんてものは・・・・・
人間がでっちあげたおとぎ話だ!!

                              ゴードン・ゲッコー

 

笑える投資ブログ トップ 投資コラム トップ このページのトップへ↑