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2004年6月15日

ようするにいくら儲かったの? 2004年 6月15日
 

 ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

会社の実力を示す経常利益率

粗利益と営業利益については勉強をしました。 念の為におさらいをすると・・・
粗利益(売上総利益)とは売上から売上原価を差し引いた大雑把な利益。
営業利益とは粗利益から人件費・管理費・流通コストなどを差し引いたものである。

営業利益を見れば本業が儲かっているのか? いないのか? がわかるのであるが・・・
実は会社というものは、本業以外にも儲けていたり損をしていたりするのである。
例えば、バブル時代には本業をそっちのけで不動産投資をしたり株式投資をしたり
した会社が沢山ある。 もちろんバフェット様のような方が会社のゼニを使い「株式投資」
をしていただけるなら株主としては嬉しい限りであるが・・・たいていはヘタクソな投資に
なる。 まぁ、それはともかく本業以外で儲けた利益を
営業外利益という。
例えば、自社ビルの一室を他の人に貸して家賃収入を得たりする家賃収入、銀行預金の
利息や保有する株式の配当や売却益などである。
まぁ、
営業外利益は本業以外の儲けなので副業の収入と憶えましょう。

この副業の利益を含めたもの営業利益に足したものが
経常利益である。

あっ!! 本業以外で損した場合はどうすんだ?

その場合には営業外費用となります。株式売却損・為替損なんかがこれですな。
この場合は副業の失敗ですな。よって営業外費用は副業の失敗と憶えましょう。
そして、営業利益から営業外損失(副業の失敗)を引いて
経常利益をだすのである。

ちなみに、
特別利益
・特別損失というのもある。これは経常利益には含まれない。

何せ特別だかね!! と・く・べ・つ!! 

例えば不動産を売却して得た利益などは
特別利益。不動産屋じゃないんだから不動産
なんてめったに売買しないからね。
火事にあって受けた損害・・・・はたまた、社員がゼニを持ち逃げした・・
経理担当がゼニを使い込んだ・・・ノルマに追われて架空の受注をしてそれがバレた・・・
なんてのが
特別損失となります。 

たしかに特別ですな・・・
でも儲かれば本業だろうが副業だろうが特別だろうが


何だっていいんじゃないか!!

と私は思うのだけど・・・日本ではこうなっているんだから仕方がない。

ちょっと話がズレたね・・・経常利益に話を戻します。
さて、営業外(副業)で儲けたり損をしたりしたものを加減して経常利益をだしたとする・・・

例えば
 経常利益 1億円!!

この数字を見てその会社の実力がわかるという人はいないはずです。
もし、わかるという場合にはその人は
大嘘つき野朗ですね!!

同業種・同規模の会社を比較した場合には経常利益が大きい方が優れていると判断
出来るが、同業種であっても
規模が異なる場合には数字だけを比較しても意味
がないのである。 そこで重宝するのが今回の「何とか率」である
経常利益率だ!!
数式は以下のとおり

経常利益率=経常利益/売上高*100

さて、これによって何がわかるのか?  例えば・・・

売上が1億円あった会社が経常利益500万円の「ぼちぼち産業」と
売上は5000万円だけど経常利益が500万円の「まあまあ総業」という2つの会社が
あった場合にはドチラが実力があると言えるだろうか? 

「ぼちぼち産業」の経常利益率 
500万円/1億円*100=5% となり
「まあまあ総業」の経常利益率 
500万円/5000万円*100=10% となり

「まあまあ総業」の方が「ぼちぼち産業」よりも実力があると言えるだろう。

このように、
経常利益率で同業種企業を比較することによって効率よくゼニを稼ぐ
企業を見つけることができるのであるが・・・安心するのはまだ早い・・・・

経常利益を吹っ飛ばすほどの特別損失
があったら何の意味もないからだ!!

まぁ、でもとりあえず粗利益率(ボッタクリ率)を調べて営業利益率(本業の儲け方の効率)
を調べてから
経常利益率(本業・副業を合わせた儲け方の効率)を調べるのである。
そんでもって、毎度繰り返しになるが複数年の比較と同業他社との比較である。

さて、今日の「何とか率」は経常利益率でございました。 とりあえず経常利益率の話は
おしまいにします。 

ええっと、この日記では同業他社と比べなさい!! とウンザリするほど繰り返していますが・・
その他社をどうやって探して比べるのか? それは四季報の業種を調べればいいのですが
今の時代は業種も多様化しているので、混乱する場合があります。
例えば、不動産業であれば、地上げをする地上げ屋 家を作るメーカー 
賃貸の仲介をする賃貸屋 を一緒くたに比べてもあまり意味が無い・・・
企業の本業は何なのか? を調べるためにいちいちサイトに飛んでみるのも面倒です・・
そんな時に便利なのが・・・その企業のIRに電話して・・・







お宅のライバルはドコ?
どの会社が潰れてくれると嬉しい?

と聞いてみましょう!!  ピーターリンチ様も言ってられるが

企業とは自分の会社ことは教えてくれないが、ライバル会社のことはけっこう教えてくれる。

「そんな事を私どもに聞かれましても・・・アハハハハ」

と言って答えてくれない場合もあるが、たいていは教えてくれるハズです。


さて、3回連続「何とか率」を勉強しましたが次回は「棚卸し資産」「仕掛り」についてです。



結論です。

・経常利益率とは本業と副業を含めて会社の実力を示す指標である。

・この指標が優れていても安心するのはまだ早い、特別損失で御破算になる場合がある!!

・本業だろうが副業だろうが特別だろうがもうけは儲けである!! と私は思う。
 ただ日本企業は副業(株式投資・資産運用)がヘタクソな企業が多いので本業以外で儲けて
 いる企業は注意深く分析をする。 私は本業の損を営業外利益や特別利益で取り繕っている
 ような企業には投資をしないことにしている。 



今日の一言

報酬以上の仕事をしない者は
仕事並みの報酬しか得られない。

                  エルバート・ハバード

私はこの言葉を「愚痴ってないで給料の10倍働け!!」 と解釈してます。

 

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