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2004年6月17日

都合の良いようにやるのだ!! 2004年 6月17日
 

 ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

「棚卸し資産」「仕掛り」はウラを読め!!


さて、今日の日記で言いたいことは棚卸し高を企業の発表するまま鵜呑みにするなと
いう事です。
 その評価法によってどうにでもなるのです。

5つの利益(売上総利益・営業利益・経常利益・税引き前利益・純利益)のモトになる売上高は
どの段階で発生するのだろうか?

イロイロなケースがあるが、たいていは納品時点で売上とする。

つまり、後で返品されるかもしれないとか、売掛金が回収できないかもしれない・・
なんてことはお構いナシに、出荷された時点で売上となる。

出荷された時点 という事は・・・

クロネコヤマトのお兄ちゃんが集配に来た時点ということでもあり
トラックに荷づみされた時点ということでもあり、納品先の商品だなに商品が展示された時点
ということでも売上となるのである・・・・

つまりその年度の決算期日までに納品したものは全て売上となる。
売上は、会計で言うところの
「発生主義」で計算されるからこうなる。
さて、私は儲けは手の上にのるまでは信用しない主義なのでこの売上を自分なりに調整して
から分析することにしている。 

それなら現金を手にした時点で売上にすればいいじゃんか!!

と思うのだか・・・そうすると困る方達がいらっしゃる・・・





売上の水増しをして粉飾を企む
大嘘つき経営者の皆様である!!


現金を手にしてから売上としていたのでは決算に間に合わない!!
それに、売れてもいない商品は現金が入って来るわけがない。


だから、この「発生主義」は粉飾に便利なのだ!!


ちょっと話がズレたね。 話を戻します。

まぁ、発生主義は出荷した時点で売上にすることが出来るので、売上を水増しして会社をよく
見せたいと思う経営者にはとっても便利な制度なのです。 
そして、税務署も利益を圧縮されて脱税されるよりは水増ししてくれて税金を余分に払ってくれる
企業はありがたいので、粉飾を見つけてもには目をつぶるのです。 
それに粉飾を取り締まるのは税務署の仕事ではないからね。
つまり、売上なんてモノは経営者の裁量(胸先三寸)でどうにでもなる

さて、商品の仕入れ値である売上原価を求める際にも、経営者の裁量(胸先三寸)でどうとでもな
る。 仕入れてきた商品は売れてなくなるか、在庫となるかのどちらかである。

売上原価を求める数式は

売上原価=期首棚卸し高+当期仕入高-期末棚卸し高

である。 ところが棚卸し高の評価法にもイロイロ種類がある。
まず、大まかに分けると
原価法低価法である。

原価法  以前からの在庫を含めて最近の仕入れ価格で在庫を評価する。

例えば、半年前にビデオカメラを一個10000円で仕入れたとする、しかし売れないで在庫となっ
ていた。 そのうちに最新の機種が発売されて、その製品が人気がなくなった為に新たに仕入れ
る場合に仕入れ値が8000円になったとする。 そうすると以前に10000円で仕入れたモノも
8000円で評価するという意味。 そして、評価が下がった分は
棚卸し評価と計上される。
紛らわしいことに
最終仕入れ原価法とも言う。

低価法   原価法で評価したモノと時価を比べて低い方を選択する。

これは原価法で評価した方が都合がよい場合には原価法を採用し、時価で評価した方がよい
場合には低価法を採用するという意味である。

ようするに、原価法だと最終仕入値が前の仕入より高い場合には売上原価が上がってしまう
そうすると、売上総利益が圧縮されてしまうので
売上の水増しをしたい場合には困ってしま
う。 そんな時は原価法を採用しないで低価法を使うのである。 
また、逆に利益を圧縮して節税(制度の歪みを利用した脱税)をしたい場合には原価法を使うのだ。

損益計算書・貸借対照表には、法律で決められたいくつかの評価方法があり、そのどれを採用
するかは企業の自由であり、途中から変更することも出来る。 

種類としては


先入先出法・後入先出法・移動平均法・総平均法・最終仕入原価法

などがある。 これらをイチイチ説明していると文章が長くなり後日のネタがへるので割愛する。

そして・・・・
何より面倒くさいから憶える必要なし!!

さて、棚卸し高をどの方法を使っているかは有価証券報告書に記載されている。
また、途中で評価法を変更した場合もその旨が記載されている。

例えば・・・・

今期は棚卸し高の評価法を「後入先出法」から「総平均法」
に変更しております。この評価法の変更に売上総利益が140億円に
増加しております。

などと、有価証券報告書に
目立たないように書き込まれている。

これは要注意である、評価法をコロコロ変える会社は何かを企んでいるはずだ。

上の文章を直訳すると以下の意味になると思う。

今期は棚卸し高の評価法を「後入先出法」にしてしまうと、
売上総利益が去年より少なくなり最終的に利益も少なくなって
しまいます。そうなると株主から文句をボロクソに言われてしまうの
で、「総平均法」を使うことによって売上原価を圧縮し売上総利益を
水増ししました。 会計に詳しい人しか気がつかないので、
多分、誤魔化せると思いますラッキー!!


という意味になる。

まぁ、多かれ少なかれ会計操作によってどの企業も利益を水増ししたり圧縮したりしている
モノです。 だから程度の問題なのです。 


結論です。

・売上原価を低くする事によって売上総利益の水増しが出来る。
 そうすれば営業利益・経常利益・も水増しになる。

・売上原価は棚卸高の評価法を変えることによって低くしたり高くしたりすることが出来る。

・評価方法の変更があった企業は何かを隠してるとか企んでいると考えた方がよい。
 

今日の一言

さまざまな試練を乗り越えて幾多の転換を
くぐり抜け、我々は前進する・・・・


                              アイネイス

「さまざまな隠し事をして、いくつもの会計基準をくぐり抜け嘘つきは粉飾をする。」
と内田風にアレンジしてみました。

 

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