お奨め書籍!!
俺様が読んで良書だと思う書籍のみをアップしてある。おまいらコレを読め!!
これを読んでも、意味がわからないなら株をやるな!! 朝から晩まで働いてろ!!
トレーダー向けの本                 メンタル強化に必要な本 
情報商材レビュー!!
おまいら!! クソの役にも立たない情報商材に、いつまでドブ金を使うんだ?
おまいらが、トレードの役立たない情報商材でドブ金を使う前に俺様が身銭を切って内容を確かめてやる!!
俺様に吟味してアップして欲しい商材があるというヤツはメールをくれ!! 俺が身銭を切って調べてやるから!!

ランク5 本物!!超お奨め黙って買え!!   ランク4 とても参考になる   ランク3 参考になり、少なくても元は取れる
ランク2 買う事に疑問を感じる   ランク1 買う必要なし!クソ商材

2004年10月21日

儲けたゼニの使い道 2004年10月21日
 

 ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

会社だけでは決められない利益処分計算書


会社の儲けやどのように儲けたのか? を示すが損益計算書(会社の成績表)です。
商品やサービスを売り経費を全て支払い特別利益・損失を加減したものが税引き前利益
そんでもって税引き前利益から
無駄遣い大好きの日本国政府にピンハネ(納税)
された後に残った利益が当期純利益となる。 これは今まで繰り返し述べているので憶えて
くれた方が多いと思う。 

ではピンハネ(税金)をされた後に
残った利益をどうすんの?

という問題が残る。 株式会社であれば経営者と言えども「残った利益」を好き勝手にはでき
ない。 とは言うもののほとんどの企業経営者は好き勝手に使っている・・・
まぁ、でも一応ルールがあって「残った利益」の使い道を
利益処分計算書という紙切れ
に記載し株主総会で株主に見せて承認してもらわないといけない。




まぁ、当たり前の話ではある・・・・

では何で当たり前か? というと・・・

株主がゼニを出資したからこそ商売が出来て儲けることが出来たからである。
そして株式会社とは株主のモノであるから「残った利益」も株主のモノである。

つまり・・・・




株式会社とは自社ビルから便所の紙
にいたるまで株主のモノだ!!


というヤツです。ですから会社は株主に

株主様のの結晶である大切なゼニをこうやって
使い、儲けて、経費と税金を支払い、これだけ残りました!!
そんでもって株主配当は10円で、役員賞与はこのくらいで、
後は全部積み立てにします!!  


と「残った利益の使い道」つまり
分け前の配分をどうするのか?
を説明するのが
スジというものである。

どうやって儲けたのか? や ようするに儲けはいくら残ったんだよ!!
という株主の疑問に答えるのが損益計算書でその儲けたゼニの「使い道」を説明した
紙切れが利益処分計算書となるのである。

そんでもって「残った利益」の配分の計画案の書かれた紙切れ(利益処分計算書)を株主に見せ
て承認してもらってから株主に配当を支払ったり、役員賞与を支払ったり社内で積立金をするの
である。つまり利益処分計算書とは会社が勝手に決められない唯一の決算書ということ
になるのである。


では利益がなかった場合にはどうなんだ?

という疑問が生まれる、つまり配分する利益が無いのだから利益処分計算書を作らなく
て良いのだろうか? イヤイヤ、それでも作らないといけません。

利益処分計算書とは黒字であろうが赤字であろうが利益(赤字の場合には損失)をどの
ように処分したのかを表明しなくてはならない。

それでは
利益処分計算書がどのように書かれているのか? を勉強したいと思う。

下の図を見てちょ、これが
利益処分計算書
というヤツだ。


利益処分計算書

内田総業株式会社

株主総会承認年月日
 平成16年6月29日
                          (単位百万) 
Ⅰ当期未処分利益.213,000
Ⅱ当期処分額..
利益準備金9,000.
配当金150,000.
役員賞与50,000.
別途積立金0.
特別償却準備金繰入額0209,000
Ⅲ 次期繰越利益.4,000

まず一番上の
当期未処分利益という箇所を説明します。 
当期未処分利益とは当期に処分する額と一番下の
次期繰越利益に分け
て処分される。

ここで注意してもらいたいのは・・・・

損益計算書の当期純利益と当期未処分利益が同額ではない!!

という点である。 前期が黒字であれば前期の次期繰越利益が加算されるからである。

よって当期未処分利益=当期純利益+前期繰越利益となる。

次に
利益準備金ですが、これは商法で定められている積立金のことです。
配当金と役員賞与等を合計した金額の10%以上を資本金の25%になるまで毎期積み立て
なくてはならない。不測の事態に備えて株主や債権者の保護をするための積立金である。


脱線開始

ちなみに私も 
山猫3大イベント準備金を毎月積み立てている。

3大イベントとは・・・・

山猫の誕生日・バレンタイン・クリスマスのことである。

しかも山猫が3人もいるのでとっても大変だ!!


そこで山猫たちに・・・・

バレンタインとクリスマスはキリスト教徒じゃないので中止!! 

と言ったら・・・・・・


ふざけんな!! 他の女に使うゼニがあるんだからもっと貢げ!!
そんなこと言うんならクリスマスまでセックスぬきの刑だぞ!!

と脅迫されてしまった・・・・ 
うーん・・・これでは
クリスマスではなく苦しみますでんな


男はつらいよ

脱線終了

では気を取り直して次は
配当金ですな。 これは会社に出資した株主に対して支払わ
れるもの。 本来は業績と連動して支払われるモノであるが、業績と連動せず一定額を支
払う企業が多い。 つまり馬鹿の一つ憶えのように毎年 10円配当をしたりする。 

何故、このような企業が多いのかというと・・・・

発行株式額面の10%を支払わないと企業として失格である
しかし、株式額面の10%を配当していれば一応メンツが立つ。

という考えの経営者が多いからである。
発行株式額面の10%を配当すれば良いというは誰が決めたのか? 
それとも
「島国の掟」なのか?は知らないが経営者の多くはは常識をわきまえた
日本人である!! 日本人は
横並びが大好きな国民性を持っているから

他所様もそうしているんだから、ウチもそうしよう!!

となるのである・・・・

これは
メンツを気にする横並び大好きという日本の伝統であるから、
御国柄、文化として尊重しよう!!

しかし最近では一部の企業で業績に応じて配当額を決定する企業が増えてきた。
これからは今までの主流だった「安定配当」から「安定配当性向」に変わるだろう。

次に
役員賞与ですが・・・これはそのまんま!! 役員のボーナスということ!! 
役員は株主から委託され会社を経営している。 だから業績が伸びた場合は彼らの手柄
に対するボーナスと考えればよい。

次に
別途積立金ですが将来の赤字や不測の事態に備えた積立金。利益準備金とは
違い会社が任意に積み立てているモノであり法によって定められた積立金ではない。
まぁ、早い話が会社の貯蓄である。 これは
任意積立金とも言う。

最後に
次期繰越利益である。 全ての処分が終わり残った利益のことである。
これは読んで字のごとし!! 次期に繰越される利益なのだ。

さて利益処分計算書を今日は勉強しました。
ではこの「紙切れ」の持つ重要な役割を説明します。  

利益処分計算書を見れば「儲けたゼニ」をどのように配分するのか? が分かります。

それは、こういう事でもあります。
経営者が
株主重視の経営をしているかどうかが一発で分かってしまう。


どんなに
会社は株主様のモノです!! 株主重視の経営!! 

と嘘つき経営者が叫んでいても利益処分計算書をみれば分かってしまうのです。



結論です。

・利益処分計算書とは「儲けたゼニ」をどうするのかを表した紙切れである。

・利益処分計算書だけは会社側で好き勝手にできない唯一の決算書である。

・利益処分計算書を見れば「企業経営陣」が株主重視なのか? そうでないのか? 
 が一発でわかるのだ。

 
今日の一言

馬鹿でも経営できる企業を探しなさい。いずれ、そういう人間が経営者になるのだから。

                          ウォーレン・バフェット

 

笑える投資ブログ トップ 投資コラム トップ このページのトップへ↑