皇紀2665年3月6日
私はガキに好かれる・・・・・ところが私はガキが大嫌いだ!!
うるさいし、馬鹿だし、ずうずうしい・・・・・
だいたいようぉぉぉ
他人様が気持ちいい思いをして作った
可愛げのないガキを何で俺様が愛想よく
可愛がってやらなきゃならんのじゃ!!
何がムカつくって言っても・・・一番ムカつくのは・・・・・
私を オジさん!!
と呼ぶことだ・・・・・・
昨日も、夕方に公園で読書をしていたら・・・
オジさん!! このプラモデルが壊れちゃった・・直して!!
と、こ汚ねぇ5歳くらいのガキが寄ってきやがった・・・・・
誰がオジさんだぁぁぁ? お兄さんと呼べ!!
泣かすぞ!! どういう育ちをしてんだ!!
テメェの親の馬鹿ヅラが見てぇーよ
と大人気なく反撃してしまう私・・・・
私の怒鳴り声に気がついてスイマセーン!!と遠くの方から走ってくる母親・・・・
ゲッ!! 物凄い美人だ!!
こういう状況になると私は態度を豹変させる・・・・
ドレドレ? 坊や・・・・見せてごらん・・・オジさんが直してあげる
ああっっ飛行機のはねが外れただけなんだねぇぇ
スグに直してあげるからねぇぇぇぇ
この飛行機はF-15イーグルだねぇぇ、カッコいいねぇ・・・
ほうほう・・坊やは戦闘機のパイロットになりたいんだぁぁぁ
母親にお礼を言われて、ガキに笑顔でバイバイと手を振られて・・・公園のベンチに一人・・・・・・
はぁぁぁ・・・・何でガキに好かれるのだろう・・・・・
どうせなら、美人の人妻に好かれたいのに・・・・
と複雑な気持ちになる私であった・・・・