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2005年3月20日

儲けている会社は 2005年 3月20日

 ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    


前回はキャッシュフローがインチキでないか? についての勉強でございました。

さて今回は、そもそも
儲かっている会社はどのような会社なのか? 

という事を10歳の子供でも分かるように単純に考えたいと思います。
ではまず、儲かっている会社であれば必ず帳簿に数字として現れる結果について考えてみま
しょう。

1 儲かっているなら、売上が上がるはずだ。
2 儲かっているなら、純利益が成長しているはずだ。

はい、はい、これは全く信用できません。
売上なんか、いくらでも操作できますし、純利益も現金の裏づけがなければ

絵に描いたモチでしかありません。

これは何度も述べていますが、

商売とは
帳簿の利益や帳簿の資産(絵に描いたモチ)を増やすことではありません!!
より多くの
現金や現金と同じ扱いのモノを増やす為の行為なのです。
もちろん、インフレ時には現金より資産の方が良いという例外もありますが。

儲けとは現金でないと意味がない!!

と私は考えます。何故なら資産の含み益や帳簿上の儲け(絵に描いたモチ)では・・・

取引先に支払いは出来ません!!      
あくまでも現金!!
株主配当もできません!!           
あくまでも現金!!
自社株買い戻しもできません!!       
あくまでも現金!!
八百屋で売ってるキャベツも買えません!! 
あくまでも現金!!
今月の家賃も払えません!!          
あくまでも現金!!
山猫の欲しがるエルメスのバックも買えません!!
  これは脱線!!



まぁ・・・私が定義する儲かってる会社とは、

商品やサービスがバンバン売れて不良在庫がない。
売掛金はスグに回収できる。でも仕入債務の支払期限は長い。

というような会社のことで、一言で言ってしまうと

ゼニまわりの早い会社ということです。

ゼニまわりの早い会社
のことを資金構造が良い企業といいます。

私はゼニまわりの早い会社が大好きです。

何故に好きか? ということは例え話で考えてみてください。

1000万円の資金をある商売に投資したとします。
商品を仕入れてから、それを売り、現金が1年後に入ってくる商売と
3ヶ月で現金が入ってくる商売のドチラかを選べ!! という状態だったら、

皆様はドッチの商売を選びますか? 
また、ドッチの商売が資金構造が良い企業と言えますか?

もちろん、3ヶ月で現金が投下資金が回収できる商売を選びますよね?

投下した資本を現金として回収できるのが1年後であった場合には
その間の、仕入れ、人件費、経費を立て替えないといけません。

つまり、一年分の運転資金が必要となります。

しかし、3ヶ月で投下資本を現金で回収できる商売なら、運転資金は3ヶ月分ですみます。

脱線開始!!

私が金貸しだった時のことですが、運転資金に困った中小企業経営者のオッサンが


ゼニがまわらん!! ゼニが忙しい!!


と騒いでは私から 年40%の金利でゼニを借りていったもんです。
(現在は29.02%が上限金利です)
本当に馬鹿ですよね、年40%の金利を支払わないと運転資金の調達が追いつかないなら

もっと、資金構造の良い商売に鞍替えすればいいのに・・・・・

と思ったものです。しかし、そういう馬鹿がいるからメシが食えたワケであります。

それに私ども金融業者は

その場は助けるけど、最後はしゃぶりつくしトドメをさす。

というハイエナとしての重要な任務があります。

もちろん、

根が真面目で善人の私は良心の呵責で苦しみましたが・・・・


資本主義社会では
弱い者と馬鹿は淘汰される

優勝劣敗 弱肉強食 適者生存

という自然の摂理がございます。
人としてのモラルは別として、市場原理では強いものが正義であり、弱者には生きる
資格はないワケであります。言い換えれば存在する資格のない企業が生き残っている
ことは市場原理から考えると社会悪であるのです。

そこで、我々、高利貸しが天に代わって 弱者にトドメをさすワケでございます。
言うなれば「神の見えざる手」の作用を早くするという、「自然の摂理」のお手伝いを
させていただいていたので・・・・


金持ちと自然の摂理には逆らえない!! 

と自分に言い聞かせて良心の呵責に耐えながらも

貸すときは

社長も大変だったね・・・・助けてやるよ!!

と満面のエビス顔で貸し付け

取り立てる時は

公正証書 怒鳴り声 怖い顔

という高利貸しの「三大得意ワザ」を使い取り立てるという状態でありました。


脱線終了!!

さて、私の良心的な金融業時代の思い出の話はほっておいて

とにかく、私はゼニまわりの早い会社が好きなのです。

ゼニまわりの早い企業は、潰れにくいし、儲かる商売である場合が多いからです。
言い換えれば、景気がいいと言う状態は資金が沢山あることではなく、

資金の回るスピードが速い状態

のことです。
 これは一企業も日本経済にも言えることです。


そんじゃ、ゼニまわりの良い企業を選別するには
どないしたらエエのんじゃ!!


という疑問が生まれます・・・
だから、このゼニまわりの早さを調べる為に

「総資産回転率」「在庫回転率」「売掛債権回転率」

という指標がモノサシとしてあります。 四季報にも掲載されています。

だけど・・・私はこれらの指標は一切使いません。


だってさ・・・・・


この企業の今期の総資産回転率が1.96だ!!
前期は1.63だったから0.33改善されている!!

と聞かされて直感的に理解できる人がいると思いますか?

会計に精通している方ならまだしも・・私にはサッパリわからん・・・・・・・



へぇぇ そーなんだ・・・・俺には意味がサッパリわからん!!  

ってなもんです。
だいたい、何を基準に素晴らしいと判断すればいいのか? 

と言う新たな疑問が生まれます。そんでもって・・・これまた毎度おなじみの・・・

業種によって平均の数値が変わるという
いやがらせつきですし。

また、世に出回る会計の本で

指標の合格ライン数値を具体的に教えてくれている会計の本
は皆無と言っていいでしょう!! 例え教えてくれている本であっても、
実際に使えない数値であるケースがほとんどです。


我々、ファンダメンタルズ信者にとって大切なのは素晴らしい指標の合格ラインではなく、

その企業が現金ベースで儲かっているのか? を決算書を見て知り。
その企業の株を買えば儲かるのか? を決算書を見て判断する。

ということです。 

だから、
何とか率がどーのこーの・・・・なんて話は

専門家や経済学者に任せて、我々はこの株で儲かるか? だけを考えればいいのです。

では、話を掘り下げていきます。
まず、最初に
商品がバンバン売れている状態ということを帳簿から
読み取るにはどうしたら良いのでしょうか? 

商品は帳簿上で
棚卸資産と記載されている数字のことです。

だからまず、これが
何日で出荷されたのか? を調べます。 

つまり、製造業なら原材料を買ってきて、加工し商品として出荷するまでの日数。
小売業なら仕入れてから店頭に並び売れるまでの日数。
まぁ、とりあえず
在庫保有日数とでも名づけましょう。 

数式で表すと

在庫保有日数=棚卸資産/売上原価*365

となり、四季報のスクリーニング式では以下の通りです。(このままコピぺできます)

[棚卸資産(-1)]/[売上原価(-1)]*365

この棚卸保有日数が少なければ少ないほど・・・

商品がバンバン売れているということがわかります。

だからと言って・・・・

おおっ!! この会社の商品はバンバン売れとるやんけ!! 
そんじゃ この株を買うぞ!! 儲け間違いなし!!


と思い込むのはまだ早いです。

商品が売れても、現金が入ってこないと意味がありません。

ということは・・・ 商品を作って売ってから、

儲けが現金になるまでに何日かかるのか?

ということも勉強しないといけませんな・・・ だけど疲れたから今日はここまで。
次回は儲けが現金になるまでの日数(売掛債権回収日数)についての勉強をします。


今日の一言

失敗を避けることは人々を愚かにし、正しく
あろうとすることは、人を時代遅れにする。

                           ロバート・キヨサキ

 

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