皇紀2665年7月30日
最近バリュー投資を知った方はPERが高い銘柄に手を出さない人が多い。
しかし、PERが高いこととリスクが高いこととはあまり関係ない。
何故なら、リスクはコントロールが出来るし、何より安全な株など存在しない。
つまり、損切りのルールを厳格に守ればリスクは損切りの部分だけとなる。
この損切りの部分は、言うなれば「保険」とか「オプション料金」と割り切ればいい。
この、部分が言うなれば 一回の掛け金となる。
例えば
損失と利益の割合を 1対3 最終的には勝てる確率が高くなる。
これがいわゆる、マネーマネジメントとかリスク管理と言われるものであります。
利益と損失の割合をどう調べるのか? と言う疑問が生まれるかもしれない。
簡単です。
過去半年間の自分の売買記録を調べて
損の出た取引の 金額と回数を数える。
利益の出た取引の金額と回数を数える。
勝率の出し方は 負けた回数と勝った回数を足して、全部の取引回数を出す。
例えば、負けが7回、勝ちが13回 であれば 合計の取引数は20回となる。
勝率は 13/20=0.65 となり 勝率は65%ということになる。
次は掛け金(ロスカットの金額)に対してどのくらいの利益が望めるのか? を考える。
例えば 勝った取引の合計金額が 300万円で 負けた取引の合計金額が100万円の
場合 3対1 となる。 自分の今の投資手法が正しいのか? 正しくないのか?ということ
が、これでわかると思う。 もちろん、その時の相場の状況で条件が違ってくるかもしれな
いが、自分の投資手法が正しいか? ということを検証する一番確実な方法だと思う。
まぁ、これは基本中の基本なんですが・・・・・
信じられないことに・・・・これすら、理解しないで投資や投機を始めるヤツが多い。