皇紀 2665年 11月1日
サンビシ2808という企業が潰れました・・・・
内容を見ましたが・・・・
ハッキリ言って犯罪行為以外のなにものでもない!!
ただ・・・ 今回は実を言いますと・・・ 少しの不安と気持ち悪さがあります・・・
私はたいていの粉飾決算や会計操作なら、有価証券報告書を読めば見抜く自信があります。
いつもなら・・・・粉飾決算・架空売上などの不祥事が発覚し大騒ぎがおきると・・・
ちょっと、有価証券報告書を見れば見抜けるのに・・・・騙されたオドレらが馬鹿なんじゃい!!
ギャハハハハ!! 狼狽しろ馬鹿どもが!!
とストップ安となりパニックを起こしている人を見て同情するのですが・・・・
しかし・・・ 今回のはひょっとすると見抜けなかった可能性があります。
貸借対照表を見ても損益計算書を見ても怪しい箇所はありませんでした。
もちろん、この企業に私が投資することはありません。
有利子負債が多く、魅力のない企業なので投資をすることは絶対にありませんが・・・
これがもし、キャッシュリッチな企業や有利子負債の少ない企業だったら
パッと見て飛びついて買っていた可能性があります・・・・
この企業のインチキは 関連当事者との取引 と言う所をみないと気がつかないと
思います。
この企業は、自分の親会社(代表取締役が同じ人物)に39億ものお金を無担保で貸付て
それがバレないように、中間・本決算期の期末までに返還させて短期貸付金の額を
誤魔化していました。 だから貸借対照表には 短期貸付金7億 としか記載されません
これは、中小企業のオッサンが銀行融資を受ける時に財務内容をよく見せようとする・・
3月31日までに自分の銀行口座に残高を増やしておき、4月1日にスグに引きおろす。
という超初歩的な手口と同じです。
ちなみに銀行残高を増やす為に見せ金を貸す輩もいます。 詐欺師用語で通称 記帳屋
いやー驚きました・・・・
かりにも上場企業が中小企業のオッサンがやるような手口を使うとは・・・
しかも・・・このインチキは・・・会計士は知っていたハズです。
もし、本当に気がつかないのであれば会計士を辞めたほうがいい・・・
昨日・・・私の友人がこういってました・・・・
今回のは、非常に悪質ですね・・・・絶対に実刑でないといけません
ヤッパリ・・・決算書は性悪説で見ないといけませんね・・・・・
この方は少々、変わり者で疑い深い方なので・・・
(よく考えたら・・・私には変わり者じゃない友達はいないのだが・・・)
って言うか・・・・アンタが・・・・
性善説でモノゴトを見ることがあんのか?
とツッコミを入れてやろうか? と思いましたが友情が壊れるのを恐れて言うのをやめました
さて、決算書を読む時の心得です。
・ 人間とは動物の中で唯一嘘をつく動物である!!
・ 人間の根本は悪であり、怠惰である。
・ この世の中で信用してよいのは、犬とゼニだけである!!
ゼニこそ全てだ!! ギャハハハハ!!
Cash Money Brother!!