皇紀2664年11月14日
最近、うーーんと考えてしまうことがある。
例えば、
1 時価100億円の土地を持っている企業があったとする。
2 この土地から一年間に3億円の賃貸料が入ってくるものとする。
3 この企業の経営者はボンクラで本業で儲けを出すことは絶対に出来ないとする。
つまり、賃貸料以外の収入はまったく期待できない。
4 この土地の価値を発行済み株式数で割ると一株当たり1000円になるとする。
現在の株価が400円だとすると本来の価値と600円の差がある。
株価はいずれ本源価値に追いつくのだから・・・・
今の株価は割安であると考えることが出来るのだが・・・・
でも、思うんだけど・・・その土地が100億の価値がある と言っても
誰がその土地を買うの? 誰が欲しがるの?
と考えてしまう。 その土地を買いたいと思う人がいなかったら?
その土地に価値があると言えるのだろうか?
キャッシュで100億円もっている場合なら迷うことなくその企業の株を買うのだが・・・・・
うーーん・・・・悩むなぁ・・・・
儲けや価値を全て現金で見る現金主義者の私としては正直悩んでしまう。
賃貸料収入の利回りを考えれば現在の株価でも割高すぎる、でも土地の価値を見れば
割安であると言える。 これはどう考えたらよいのだろうか?
まぁ、私は現金主義者だから通常は投資を見送るのですが、凄く興味があるので似たよ
うなケースの株を購入してみました。
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