皇紀 2666年7月22日
ブレイク買いに騙しが多いワケ
よく株本を読むと上値抵抗線などの節目をブレイクしたところで買うと大きな値上がり益
が取れるというような事が書かれているのを読んだことがある人は多いだろう。
ただし、ほとんどの本は肝心なことを書いてない、書いてあっても強調していない。
ブレイクが成功すれば大きな利益にはなる。 これは事実だ。
ただ、ブレイクが成功するまでに何度も節目でたたき返されるのが普通だ。
言い換えれば・・・ 騙しである確率が高いという事だ。
その理由だが、大きな資金を運用しているプレイヤーは利益が薄くてもトレード機会が頻繁
にあり勝率が多いほうに賭ける傾向が強い。 つまり、ブレイクよりは頻繁におこる騙し
に賭ける方が効率がいい。
ブレイクラインを超えて来ると、素人があわてて買ってくる。
それを、上からひっぱたくほうが儲かるのだ。資金が豊富だから売り崩す事も出来る。
では、騙しにあいにくい方法は何か?
ブレイクラインを突破したのを確認して、大きな出来高で突破した場合のみ
エントリーする。 こうすると騙しは少ない。
そして、ブレイクラインを割り込んだら、即ぶん投げ!!
ノイズである可能性もあるかもしれないが・・・・ ブレイク買いとは
すっ高値のジャンピングキャッチ
という救いようのない馬鹿な事をしているという事を自覚しなくてはならない。
では、欲の皮をつっぱらかり、すっ高値で買って下落しても
ロスカットをせず、お祈りをはじめるだけの馬鹿どもと
あなたを区別するものは何か?
ロスカットの徹底だ。
ブレイクしたから買ったのに、ブレイクラインを割り込んだのであれば
買った時の理由がなくなったのだがら、即ぶん投げなければならない。
そして、また上がってきたらまた買えばいいだけだ。
素人は1回2回の騙しであきらめてしまうから、ブレイク買いは儲からない
俺はブレイク買いは何度でも挑戦する。 勝率が低くても関係ない。
よく、日記で自分の事を買った瞬間に下がる裏目ジジィと自虐ネタでふざけているが
買う根拠はチャンともっている。 勝率は低くても期待値が高いから儲かっている。
買う根拠だが・・・ 上昇トレンドにファンダメンタルズの裏づけがあり、上がる確率が
高い、買いテクニカルのサインが出ている銘柄があったとする。
そして・・・・
もしこの株が月までふっ飛んで行くならば・・・・・
必ずこの節目を通るからというものである。
まぁ・・・当たり前な理由だろ?
だったら、その株価の通り道に地雷を仕掛けるだけだ。
そして騙しならブレイクラインから 3.5ティックの損をするだけ。
つまり、損は限定で上手くいけば利益は青天井だ。
それがノイズでも関係ない、もし、奈落の底まで下落していくなら株価は必ず
そのロスカットラインを通るから、即ぶん投げだ。 その直後に爆上げなんてのは
日常茶飯事ではあるが・・・・
とにかく俺はいくらまでなら損を出来るという考えでしかエントリーしない。
俺は超臆病者だから、下落しているのに何もせず
反発をお祈りしているだけの勇者にはなれない。
これを、心得ておかないと・・・ブレイク買いは上手くいかない。
ただ、勝率が低いので経験の浅いヘタレには薦められない。
どうせ、精神的に耐えられないだろうから。
注意 俺は東証一部上場銘柄しかやっていないので新興系では今日の日記の内容があてはまるかは知らない。
新興系は流動性が低く、株価の動きが俺のリズムにあわないので俺はやらない。