皇紀 2668年3月23日
例外的な結果を出す銘柄を狙うルールのトレード手法を検証するのに
平均的な銘柄を含めた全銘柄で バックテストをする者がいるが
ハッキリ言って それは全く意味がない。
また、人間にはそれぞれ クセや性格 というものがありそれぞれが
異なっている。 バックテストをして システムトレードをすることが流行りだしたが
まぁ、ほとんどの場合 意味がない場合が多い。
コンピューターで一瞬でできる バックテストには 人間の感情が入りにくいから
実際にゼニを張った時の 精神的負荷 を過小評価してしまう傾向が強いからだ
コンピューターのバックテストの結果だけでルールを決めるのではなく
実際に チャートをよく見て
自分が、エントリーして イグジット するまで 感情をコントロールし
トレードを完結できるのか? これを考えながらやると良い。
自分は本当に このドローダウンに耐えられるのか?
目の前で急降下していく時 ふるいおとされず ポジションを維持できるだろうか?
などイロイロと感情移入してみるといい。
自分の精神の限界を知り、それを考慮してルールを考えないとだめだ。
まず己を知らなければならない。
トレードの結果は自分の精神の結果であるからだ。