皇紀 2668年4月4日
トレードは確率のゲームだ。
確率を理解させるには 統計をとる作業をさせるのが一番だとこの前言ったが。
この作業をすると以下の事が明確になる。
・ 結局のところ ルールに従えばよい。
・ 自分の予想・気分・思惑・裁量を入れたトレードよりルールに
従う方が良い結果が生まれる。。
・ 自分のルールが正しいのか? 今回は機能しないのでは?
という不安がなくなる。
俺は 特別訓練生に教育している時 よくこういう表現をする。
このパターンの時は 68%の確率で上に行く。
また、それを裏付ける 統計結果を見せることもある。
しかし・・・・ 本当に理解させる為には そいつ自身が 苦労して統計をとる
作業をさせないといけない。
じゃないと、頭で理解しても腹に落ちない。
この作業をしていないと。
の教えたルールを信用しているのだが、トレードの最中に不安になるらしい。
今回は機能しないのではないか?
もう、このルールは時代遅れで優位性が
なくなってしまったのではないか?
そして、利食いを早める理由になる。 ふるい落としにひっかかる。
それと、面白いことが最近わかったのだが・・・・・
コンピューターでバックテストして検証している者と
いちいち、統計を紙に書いて検証している者では
あるところで圧倒的な差が出る。 紙に書いている者のほうが
トレードの最中の精神のブレが起きにくい。
なんでなんだろう。 俺は医者でないし脳の仕組みについて詳しくないが
何か理由があるのだろう。
売買記録は 紙でかけと言い続けてきたが 統計も紙に書くとよい結果が生まれる
のは新しい発見だ。